チェコ語翻訳家、木村有子の部屋へ
ようこそ!
Vitam vas do blogu prekladatelky
Yuko Kimura v Japonsku.
チェコや絵本の話を
取り上げます。

ベルリンの壁崩壊から20年
1989年11月9日のベルリンの壁崩壊からちょうど20年目。
テレビでも、20年前の壁崩壊と東欧諸国の民主化運動について
特集を組んだり、東側の人たちにインタビューを試みていましたね。

ちょうど20年前の8月西ベルリンに住んでいた私は、あの壁崩壊を知って
夜中にクーダムへ出かけていった時のことを想い出すと、
なんだか今でも背筋がぞくっとします。

ベンツやフォルクスワーゲンが走る西ベルリンの一番の目抜き通りに、
エンジンを吹かしながら東独の国産車である水色のトラバントが、
何台も入って来たときの驚きといったらありませんでした!

本来なら今頃ベルリンに居たかったのですが、それもかなわず。
せめて、今年10月にベルリンへ行った時に撮った
ブランデンブルグ門周辺と、ポツダム広場の写真をアップします。

ブランデンブルグ門

ドイツ連邦議会議事堂(旧帝国議会議事堂)







壁を乗り越えようとして国境警備兵に射殺された
旧東独の人達の名前が刻まれた十字架が、
ブランデンブルク門の西側近くにありますが、
以前はもっと昔の壁跡地に建っていたような記憶があります。

かつて壁があったことを、記憶に留めておくために、
ベルリンについても、また改めて書きたいと思います。

     ***

以前、エッセイ「チェコのヤポンカ」に書いた”ベルリンの壁1989”
http://www.petit.org/column/czech/014/
| そのほか | 23:09 | comments(0) | trackbacks(0) |
イスタンブール−プラハの旅を終えて
久しぶりのブログの更新となってしまいましたが、
10月半ばに無事帰国しました。

チェコへ行くのが目的でほぼ毎年のようにヨーロッパへ行きますが、
今回は、最終目的地のプラハまで簡単にたどり着かない、
ちょっと冒険チックなルートをわざわざ選んで旅しました。
日本を発ち、飛行機で到着したのはトルコのイスタンブール。
まず、イスタンブールに数日間滞在しました。

イスタンブールから、ブルガリア、セルビア、ハンガリー、
スロヴァキア、と時に夜行バス、あるいは夜行列車で陸路移動。
チェコにいったん落ち着いてからは、ドイツのベルリンへも
足を伸ばしたので、訪れた国は合計7ヵ国になります!

アジアとヨーロッパにまたがるイスタンブールも
十分面白かったのですが、私としては今回の旅で初めて訪れた
ブルガリア、セルビアの国に特に興味がありました。

というのは、チェコ語と同じスラヴ語を使う国で、
どこまでチェコ語が通じるか、また言われた言葉が
わかるかどうか、などを体験したかったのです。

共産党政権下では、東欧という枠組みの中で、いわば
かつてのチェコスロヴァキアと運命を共にしていた国々です。
そういう国々の様子を見るのも楽しみでした。
でも、このルートの旅が決まったのが急だったので、
勉強不足のまま出発。これから本を色々読んで勉強していかねば、
との思いを強くしています。

また、バックパッカーをやって感じたのは・・・

○荷物は重たいし
○夜行の移動はきついし
○緊張の連続だし
○足がどんなに痛くなっても歩き続けなくてはならないし

だけど・・・

それだけに、旅先で出会う人々のちょっとしたことに感激し、
「あの時あの人に出会って本当に良かった〜」と
帰国してから、しみじみと思い出しています。

それからバスや鉄道で一晩寝たら、こんなに違う国にきちゃったんだ!
という変化がたまらなく面白かったです。

これまで西ヨーロッパの国々を旅する機会には恵まれましたが、
今回のように、ここまで多様な国を一度に旅したのは初めてでした。
夜行バスに乗る直前まで感じていた、イスタンブールの賑やかさから一転。
翌朝ブルガリアのソフィアに到着すると、(標高が高いので)肌寒く、
社会主義時代にタイムスリップしたのかと思うような中央駅の建築と暗さ、
町を走る市電の古さ、人々の表情。

でも、そんな国だからこそともいえる面白いハプニングがあって、
相当に面白い人との出会いがありました。

それを思い出しながら、このブログ、あるいは「チェコのヤポンカ」の
エッセイの方に、少しずつまとめられれば、と思います。
どうぞ、気長にお待ち下さい(笑)。


| そのほか | 15:30 | comments(0) | trackbacks(0) |
新潟のダンスカンパニー"Noism"を観る
「Noism(ノイズム)」の最新作、
「ZONE〜陽炎、稲妻、水の月」のゲネプロを、
新国立劇場の小劇場で観てきました。
「Noism」といえば2004年から新潟市を拠点に活躍する
金森穣さん率いるダンスカンパニーのことです。

新潟の公演が6月5,6,7日に行われた後、東京公演は17日から21日まで。
(チケットはすでに完売だそうですが、当日券については
お問い合わせ下さい!)

Noismフリーペーパー

新潟市に住んでいた頃にNoismの存在を知って、「りゅーとぴあ」
(新潟市民芸術文化会館)で初めて公演を観た時の衝撃は、
忘れられません。(確か「Triple Bill」)

今回のZONEで特に印象に残ったシーンは、第1部academic中、
金森穣さんと伊関佐和子さんのふたりがバッハの
「無伴奏ヴァイオリン・パルティータ」で踊るところです。
うまく言葉でいえませんが、ふたりの「境界がなくなっていく」、
そう感じるほどの踊りでした。

第2部nomadicも、アッと驚く第1曲目の振り付けで始まり、
様々な国と時代の音楽が続くのですが、息をするのも忘れて
見入りました。
国や民族によって親しむリズムや音の違い。
それが誇張され、三原康裕さんの衣装は、不思議と
どの民族の衣装にも見えてくるのでした。
コミカルな振り付けに、私は時々にんまり。

「Noismを観ない人は人生を少し損しているかもしれない」
そんな過激(?)な言葉が、ダンスを観ている時に頭に浮かびました。

そういえば、金森穣さんが、6月6日付けの朝日新聞
”Be”の「フロントランナー」で取り上げられています。
これからもNoismと、このすごいダンスカンパニーが踊りに専念できるよう
活動の拠点を提供している新潟を、応援していきたいと思います。
(実は新潟にいるときからNoismサポーターズの会員になっています!)

Noismの公式サイト
http://www.noism.jp/top/noism_ja.html

チケットの問い合わせ
新国立劇場ボックスオフィス 03-5352-9999
http://www.nntt.jac.go.jp/dance/
| そのほか | 00:06 | comments(2) | trackbacks(0) |
サイト開設1周年!
早いもので、サイトとブログを開設して1年になりました。
正確には6月5日です。
「もうすぐ1年だなあ〜」と思っているうちに、
うっかり過ぎてしまった、という次第。
この1年間、実に色々な事がありました。

11日には、私のサイトとブログをデザインして下さった
白石さんに誘われ、特別1周年を記念したわけではないのですが、
川村記念美術館に「マーク・ロスコ 瞑想する絵画」を
観に行きました。

川村記念美術館は千葉県の佐倉市にあり、駅からさらに
送迎バスで20分ほどかかります。
田んぼが続くのんびりした風景を眺めながら、
おしゃべりしていると、気持ちのいい林にバスは入り、
美術館のある庭園の入り口に到着しました。

マーク・ロコスという画家を知りませんでしたが、
何の先入観もなく素直に絵と向き合って、その世界に浸ってきました。
「自分の絵画空間」にこだわりにあった画家、とのこと。

とてもシンプルな抽象画なんですが、一筆ずつ塗り込めていく
過程で画家が何を考えていたのか、知りたいと思いました。
ロスコ展は終わりましたが、ここにはロスコの作品が
常設されているようです。

他にもレンブラントからピカソ、レオナール・フジタまでと
幅広いコレクションの展示があって、とても驚きました。
庭園の散歩とレストランでのランチも楽しめるので、
都会から、ちょっと足を伸ばして行ってみるのもいいですよ。

川村記念美術館
http://kawamura-museum.dic.co.jp/exhibition/200902_rothko.html
| そのほか | 13:15 | comments(0) | trackbacks(0) |
カタリナ・スラニコヴァ個展
銀座の「OギャラリーUP・S」より、
カタリナ・スラニコヴァというスロヴァキアの
アーティストの個展のお知らせが届きました。
《2月22日(日)まで》

カタリナ

カードによると、カタリナ・スラニコヴァさんは1975年生まれ。
2001年にOギャラリーで個展が開催された際は、鉛筆による
繊細な線のドローイング作品が展示されたとのこと。
サイトを見ると、今回もそういう作品が展示されているようです。

親戚のFさんが個展を開いたことがあるこのギャラリーで、
そういえば以前、チェコとベルギーの版画家のふたり展が開催され、
お邪魔したことがありました。
(だいぶ前のことで名前が思い出せませんが、チェコ人の作家の作風は、
グレーと薄いブルーの淡い色で、とにかくどれも蓑虫のような物が
表現されていた繊細で不思議な版画だったのを憶えています)

カードの絵がなんだか気になるので、時間を見つけて
ひさしぶりに顔を出してみようかと思っています。

Oギャラリー
http://www4.big.or.jp/~ogallery/
| そのほか | 22:12 | comments(2) | trackbacks(0) |
チェコアニメの歴史と”文化庁メディア芸術祭”
以前、字幕の翻訳を手がけたチェコのドキュメンタリー映画、
「チェコ 人形アニメの巨匠たち」を、ブログでご紹介したことがありますが、
2月22日まで吉祥寺のバウスシアターの、レイトショーで観れます。
ユーロスペースで見逃した方はぜひ!

ところで昨日、国立新美術館で2月15日まで開催されている
「文化庁メディア芸術祭」を観てきましたが、”アニメーション部門”
にも多くのスペースを割いてありました。

時間があまりなかったので、じっくり作品鑑賞はできなかったのですが、
日本の作家達も、なかなかすごい感性で作っているなあ、と感心しました。
「日本のメディアも、まだまだ捨てたもんじゃない!」と。
なんというか、未来に対してちょっと明るい気持ちを
持てるような、ワクワクできる展覧会でした。

アニメーションの伝統国チェコのドキュメンタリーと、
最先端の文化庁メディア芸術祭。
改めてアニメーションを考える、いい機会かもしれませんね。

吉祥寺バウスシアター
http://www.baustheater.com/joeichu.htm#ches

文化庁メディア芸術祭の最新情報はこちら
http://plaza.bunka.go.jp/
| そのほか | 12:18 | comments(0) | trackbacks(0) |
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