チェコ語翻訳家、木村有子の部屋へ
ようこそ!
Vitam vas do blogu prekladatelky
Yuko Kimura v Japonsku.
チェコや絵本の話を
取り上げます。

チェコの絵本と画像をたくさん紹介しました
2月8日(土)、千葉の稲毛で行われた『金色の髪のお姫さま』
−絵本と昔話を通して見えるチェコの文化−にお越しいただいたみなさま、
寒い中本当にありがとうございました。

とにかく絵本を手にしてもらいたいと思い、1930年代から現在に至る
チェコの絵本をキャリーケースに一杯詰めていきました。

稲毛の講演会

ズデネック・ミレルさんの写真や、チェコの知人達の
暮らしが垣間見える写真をお見せしながらの話は
気がつくと2時間の予定を大幅に越えていました。
楽しんでいただけたのなら嬉しいです。

稲毛の講演会

公演後は、スタッフのみなさんと昼食会があり、車で移動をしました。
驚いたのは住宅街の普通のお宅のようなところに野菜料理の
和食の店があったことです。
文庫活動をされている方から聞いた『金色の髪のお姫さま』を
子どもに読んで聞かせた時の反応などがとても面白かったです。

また、講演に見えていた東京こども図書館評議員の荒井督子さんが
昼食時にお隣の席となり、お話をしました。その流れで、
「今度チェコに行ったら、子どもの本がどのように読まれているのか、
読書活動をぜひ見てきて、いずれ報告してくださいね〜」と宿題!も
出されました。(笑)
東京こども図書館にもぜひ行ってみなくては!

昔話の翻訳をやるにあたって、素話の研究会に通うようになりました。
そして、読者である子どもに一番近いところで活動されている方々と
知り合い、大いに勉強になりました。
今度はぜひ文庫で、子どもたちと本を読みたいと思っています。
素話はまだできませんが、少しずつチャレンジしていきます。



| 絵本にまつわる話 | 15:44 | comments(0) | trackbacks(0) |
産経新聞朝刊の”今年 私の3冊"に『金色の髪のお姫さま チェコの昔話』が取り上げられました
今日の午前中のことでした。

「産経新聞朝刊の、"今年 私の3冊"に、木村さんの『金色の髪のお姫さま』が取り上げられてるよ!」と、
友人が興奮して電話してきました。
「え”〜、ほんと〜?」
聞いてすぐにコンビニへ直行して産経新聞を買ってみると、本当に載っていました。

11面の 2012年”今年 私の3冊"という面に児童文学評論家の諸星典子さんが、
この本を選んで書評してくださっています。表紙写真も!
スマホの方は、産経新聞のアプリを入れれば読めるそうです。
以下は記事をスキャンしたものですが、少し読みにくいかもしれませんね。

産経新聞書評

色々な方に見守られ、子どもの頃の夢がかなった本の出版が、
このような形で取り上げられて、最高の1年の締めくくりとなりました。
感謝の気持ちでいっぱいです。

そして来年の抱負ですが、もっとエッセイ「チェコのヤポンカ」を書き進めたいと思います。
何らかの形になって欲しいと思うので。

(ん〜、今夜はおいしくお酒が飲めそう・・・(笑))

それではみなさま、よいお年をお迎え下さい。
| 絵本にまつわる話 | 17:00 | comments(0) | trackbacks(0) |
「金色の髪のお姫さま チェコの昔話集」ができました
11月13日に「金色の髪のお姫さま チェコの昔話集」が発売になりました!
(カレル・ヤロミール・エルベン文、アルトゥシ・シャイネル絵)

http://www.iwanami.co.jp/cgi-bin/isearch?head=y&isbn=ISBN4-00-115657
(ページ右下の「もっとしりたい」をクリックすると、
場面が変わり中も見れます)

プラハに暮らしていた小学生の時にひとめぼれした本ということもあり、
日本で翻訳出版できたことが、なんだか夢のようです。

シャイネルの筆による繊細な挿絵はオールカラーで、
編集者によると題字や紙質など細部までこだわって
本作りをしたそうです。

昔話を翻訳することは予想以上に手間のかかることだと、
訳し始めて気がつきましたが、何よりもお話の先を知りたくて、
物語の主人公と共に先へ先へと旅するように訳していきました。

約1年前に翻訳を始めてからというもの、寝ても覚めても
ずっとこのエルベンの昔話のことが頭から離れませんでした。

ですから、かわいいわが子を世に送り出したような気持ちでいます。

もし、この本を手にしていただけたら、どんな感想をお持ちになったか、
ぜひお聞きしたいものです。

| 絵本にまつわる話 | 07:42 | comments(1) | trackbacks(0) |
『金色の髪のお姫さま チェコの昔話集』が11月13日に刊行されます
チェコのグリムともいわれたカレル・ヤロミール・エルベンの
『金色の髪のお姫さま チェコの昔話集』
(Zlatovlaska a jine ceske pohadky)が、
11月13日に岩波書店より刊行されます。
繊細なアルトゥシ・シャイネルの挿絵はオールカラーです。

嬉しいことに、岩波書店の新刊案内11月号の表紙に
この本の表紙が使われました。
以下で表紙及び中もご覧いただけます。(PDF)
http://www.iwanami.co.jp/topics/annai/annai.pdf

    ***

そもそも、この本との出合いは、私がプラハの
小学生だった時にさかのぼります。
同級生の家で初めてこの本を見た時の衝撃は
忘れられません。
美しいだけではない不気味な絵や不思議な絵、
怖い絵も随所に散りばめられていて、当時お話を
すらすらと読めたわけでなかった私でも、
とても想像をかきたてられました。

Zlatovlaska

友達と、きれいな衣装をまとったお姫さまや、
馬に乗った王子さまの絵を紙に写して描きました。
こんなに素敵な本を日本で紹介できたらいいな、と
いつの頃からか思うようになりました。

大好きだった原書は、数え切れないほどの引越しをしてきた私の、
いつも身近なところにあり、ふとページを開けば、
扉の向こうのもうひとつの世界へ行けるような気がしたのです。

(エッセイ「チェコのヤポンカ」-絵本の中のふたつの世界-の中でも
この本について触れています)
http://www.ceska-japonka.com/essey/16-1.html


   ***

翻訳裏話になりますが・・・

翻訳は、そう簡単には進みませんでした。
あらすじは知っていても、実際に翻訳する上で
立ち現れる疑問に次ぐ疑問・・・。
現代では使われていない言葉も出てきますが、
方言なのか何なのか、ちょっと見にはわかりません。
自分ひとりで翻訳した原稿を持って、夏の間チェコで
たくさんの友人に、色々と教わりました。

一方、昔話を訳す上で語りの言葉というものに直に触れたくて、
昨年から素話の勉強会に出るようになりました。
人様にお話してもらうことが、こんなに楽しいことだったと、
改めて気付かされ、面白くなって、どんどん
昔話の世界へと深く入り込みました。
チェコの昔話13話を一気に翻訳することになってから、私は昔話の世界を
より良く知りたいと切に願うあまり、まるでいっしょに冒険していたり、
いっしょに体験していたかのような、そんな感覚が残っています。

本に収められている13話は以下の通りです。

火の鳥とキツネのリシカ
オテサーネク
小なべや、おかゆを煮ておくれ
ものしりじいさんの三本の金色の髪
金色の髪のお姫さま
のっぽ、ふとっちょ、千里眼
イタチの王さま
三人の糸つむぎのおばあさん
ララーシュとシェテック
この世に死があってよかった
知恵と幸運
いじわるな妖精
イェルカとヤギ

日本では、ほとんど知られていない話ばかりですが、
オテサーネクは、ヤン・シュヴァンクマイエル監督の映画が
日本でも上映されましたし、ご存知の方がいらっしゃると思います。


秋の夜長、昔話の本の扉を開いて、わくわくするチェコの昔話の世界へ、
みなさんも足を踏み入れてみませんか。

| 絵本にまつわる話 | 09:09 | comments(0) | trackbacks(0) |
千葉市美術館で「ブラティスラヴァ世界絵本原画展」開催中です!
千葉市美術館で「ブラティスラヴァ世界絵本原画展-広がる絵本のかたち-」(9月8日〜10月21日)が始まりました。
2年に1度スロヴァキアの首都、ブラティスラヴァで開催される原画展が日本を巡回しています。

前回の「ブラティスラヴァ世界絵本原画展」は2009年にブラティスラヴァで見たのですが、その時も絵本画家、イラストレーターのレベルの高さに驚きました。絵本に興味のある方なら、じっくり鑑賞して、滞在時間が長くなることでしょう。なお、特別展示は「日本のしかけ絵本」です。

千葉市美術館

私がチェコで選んで買ってきた絵本と木のおもちゃ、文房具がショップに並んでいます。絵を鑑賞した後は、ショップものぞいてみてくださいね。


千葉市美術館ショップ



千葉市美術館
http://www.ccma-net.jp/
| 絵本にまつわる話 | 09:54 | comments(0) | trackbacks(0) |
ユーモアの王様、子どもの友だち ヨゼフ・ラダ
「絵本でめぐろチェコ文化」という講座を、昨年秋から
池袋コミュニティ・カレッジでやってまいりましたが、
明日はいよいよ最終回で、ヨゼフ・ラダを取り上げます。

ユーモアの王様、子どもの友だちヨゼフ・ラダ。
ヤロスラフ・ハシェクの「二等兵シュヴェイク」の挿絵で一躍有名になり、
チェコでは、これほど広く深く国民に浸透した画家はあとにも先にもいないでしょう。

生まれ故郷のフルシツェの風景を愛し、豊かな少年時代の思い出が、
源泉のようになって、あらゆる絵本の挿絵となりました。
またラダ自身も、ふたりの娘に寝る前にせがまれてしたお話を執筆して、
人間のことばを話せるねこ「黒ねこミケシュ」(岩波書店)という本に
なりました。
私はチェコに暮らしていた小学校4年生ぐらいの時に、
「黒ねこミケシュ」を訳された小野田澄子さんから直接いただいて読み、
すっかりチェコのユーモアの世界に魅了されてしまいました。
日本語でチェコ文学を最初に読んだ、貴重な体験となっています。

「黒ねこミケシュ」以外にも、「きつねものがたり」(福音館書店)も
お薦めです。

今回の講座は、チェコの絵本や資料、私がラダ記念館のあるフルシツェで
撮影した写真を見ながら、ラダの作品と生涯をたどってみたいと思います。


詳細はこちらへお問い合わせください。

池袋コミュニティ・カレッジ
http://cul.7cn.co.jp/programs/program_559852.html
電話 03−5949−5487

| 絵本にまつわる話 | 07:13 | comments(0) | trackbacks(0) |
「イジィ・トゥルンカ」の講座
池袋コミュニティ・カレッジの「絵本でめぐるチェコ文化」の
第3回「イジィ・トゥルンカ」にお越しいただいきまして、
ありがとうございました。
トゥルンカ生誕100年の誕生日(2月24日)の4日前に、
トゥルンカの生涯についてお話することになるなんて、
不思議な縁を感じます。

講座の準備をする中で、トゥルンカの才能には改めて感動しました。
そして、そのバイタリティーに!
なんと濃い57年の人生だったことでしょう!

トルンカ生誕100年の記念行事が世界各地のチェコセンターなどで
行われるというチェコの情報を、友人が送ってくれました。
日本でも行われるらしいのですが、チェコセンターのサイトでは
まだ見つけることができませんでした。

これを機に、またトゥルンカのアニメーション映画や、
絵本の挿絵の原画に触れることができたら、どんなにいいだろう、
と思います。
日本でトゥルンカ展が開催されたのは、2004年でした。
あれから、もう大分経ちます。

どなたか、イベント情報をお聞きになりましたら、
ぜひお知らせください。


| 絵本にまつわる話 | 13:13 | comments(0) | trackbacks(0) |
生誕100年 トゥルンカの幻想の世界へ
2月19日(日)には、池袋コミュニティ・カレッジで講座
「絵本でめぐるチェコ文化」第3回目が行われます。

今回は、人形アニメーションの巨匠であり、
多くの絵本の挿絵を残したイジィ・トゥルンカを取り上げます。
チェコのアニメーションが好きな方なら、一度はご覧になったことが
あるのではないでしょうか。

あと、これは講座を設定してからわかったのですが、
今年は、トゥルンカの生誕100年です!
なんと、2月24日が誕生日です。


講座では、トゥルンカの生きた時代背景を踏まえながら、
アニメーション、絵本でどのような活躍をしたのか、
チェコ(スロヴァキア)の貴重な本の数々を見ながら
トゥルンカの足跡をたどります。

途中参加も可能なので、興味の有る方は、電話で詳細を
お尋ねください。

なお、第4回(最終回)は3月18日(日)、牧歌的なチェコの田舎の風景や
ユーモラスな動物の絵で知られる「きつねものがたり」「黒ねこミケシュ」の
作者、ヨゼフ・ラダを取り上げます。

池袋コミュニティ・カレッジ
電話 03−5949−5487
http://cul.7cn.co.jp/programs/program_559852.html
| 絵本にまつわる話 | 19:16 | comments(0) | trackbacks(0) |
3月24日の公開講座「チェコの絵本とミレルの世界」@朝日カルチャーセンター新宿
3月24日(土)朝日カルチャーセンター新宿の
公開講座で、「チェコの絵本とミレルの世界」と題し、
チェコの絵本の魅力と「もぐらのクルテク」の作者
ズデネック・ミレル氏のお話をします。

すでにブログでも書きましたが、ミレル氏が昨年の11月30日に
お亡くなりになりましたが、この公開講座はその前に
企画していたものです。

つい先日、翻訳を手がけた「もぐらくんとみどりのほし」(偕成社)が
刊行されましたが、もぐらくんを始めとするミレル氏の作品や素顔を、
チェコの絵本や、お会いした時に撮影した画像や映像もお見せしながら、
みなさんにお伝えできればと思います。

チェコや絵本に興味のある方なら、どなたでもご参加できますよ!

日時:
3月24日(土)
17:15〜18:45
場所:新宿住友ビル4階

詳細はお問い合わせください
電話:03−3344−1946

朝日カルチャーセンター新宿
http://www.asahiculture.com/LES/detail.asp?CNO=144775&userflg=0
| 絵本にまつわる話 | 12:26 | comments(0) | trackbacks(0) |
池袋コミカレ「絵本でめぐるチェコ文化」途中受講可能です!
池袋コミュニティカレッジの連続講座「絵本でめぐるチェコ文化」
−チェコ国民に愛されてきた作家たち−、
ありがたいことに、すでに開講が決まっております。

初回(お試し会)が、いよいよ10月16日(日)に迫りましたので、
現在、講座準備に追われています。
ズデネック・ミレルさんの絵本の数々、アニメーションのDVDなどを箱に詰め、
ミレルさんの秘蔵画像や、チェコの風景写真など色々とセレクトしています。

募集をしている時に、”初回に出たかったけれども日程が合わなくて”、とか
”途中から参加できれば是非”、という声が聞かれました。

池袋コミュニティ・カレッジの担当者に確認をしてみたところ、
入会金(6,300円)は必要ですが、出席できる講座分だけ(1回2,835円)
お支払いいただいて受講は可能だということがわかりました。
(入会金は3年間有効だそうです)

以下は、講座の日程です。

       ***
曜日・時間:第3日曜日(13:00〜14:30)

第1回:10/16(日)もぐらくんの絵本のズデネック・ミレル

第2回:11/20(日)「長い長いお医者さんの話し」のカレル・チャペック、ヨゼフ・チャペック

第3回:2/19(日)人形アニメーションの巨匠イジィ・トゥルンカ

第4回:3/18(日)「くろねこミケシュ」「きつねものがたり」のヨゼフ・ラダ

       ***
チラシなどでは、受講条件がわかりにくい所があったかもしれませんね。
もし、池袋コミュニティ・カレッジで次回何かの講座を受け持つとしたら、
その辺をもう少し、わかりやすくしていただきたいな、と思っています。

詳細はお手数ですが、以下へお問い合わせ下さい。

池袋コミュニティ・カレッジ講座案内
http://cul.7cn.co.jp/programs/program_559852.html

お問い合わせ先電話番号
文芸 03-5949-5487
| 絵本にまつわる話 | 11:08 | comments(0) | trackbacks(0) |
CALENDAR
SMTWTFS
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031     
<< August 2020 >>
SELECTED ENTRIES
CATEGORIES
ARCHIVES
RECENT COMMENTS
  • 「世界ふれあい街歩き」チェコ編
    はしばきょうこ (07/16)
  • 「もぐらのクルテク」アニメーション、ついにNHK BSプレミアムで放送!
    prahakko (03/25)
  • 「もぐらのクルテク」アニメーション、ついにNHK BSプレミアムで放送!
    roko (03/25)
  • 公開講座「チェコへようこそ!」フタを開けてみれば・・・
    prahakko (02/14)
  • 2月4日の公開講座「チェコへようこそ!」@朝日カルチャーセンター千葉
    prahakko (02/14)
  • 2月4日の公開講座「チェコへようこそ!」@朝日カルチャーセンター千葉
    prahakko (02/14)
  • 公開講座「チェコへようこそ!」フタを開けてみれば・・・
    ともとも (02/10)
  • 2月4日の公開講座「チェコへようこそ!」@朝日カルチャーセンター千葉
    きよみん (02/07)
  • 2月4日の公開講座「チェコへようこそ!」@朝日カルチャーセンター千葉
    roko (02/04)
  • 2月4日の公開講座「チェコへようこそ!」@朝日カルチャーセンター千葉
    prahakko (02/02)
LINKS
PROFILE
このページの先頭へ