チェコ語翻訳家、木村有子の部屋へ
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Yuko Kimura v Japonsku.
チェコや絵本の話を
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カレル・チャペック「郵便屋さんの話」を翻案したミュージカル”POST”
カレル・チャペック原作の「郵便屋さんの話」を翻案した
劇団ひまわりX-Plorer musical「POST」を観てきました。

舞台が始まる前に「原作と大分違いますよ」と関係者に
聞いていましたので、どんな舞台かワクワク。

主人公の郵便配達と郵便局で夜中に働く妖精との
やりとりが出てきて、乗りのいい音楽で演じる
子役たちに思わず目を細めました。

ところが、話はだんだん意外な方向へと展開していって、
原作を知っている私にはサプライズに次ぐサプライズ!
「こんな場面ないよ〜」とつっこみを入れたい気持ちも、
正直なところありましたが、その発想はとても自由で、
お客さんを随分と楽しませていました。

そうです!私も笑いながら、これはなにかチャペックの持つ
ユーモアと違うけど、アメリカのミュージカルにあるような
別なノリだなあ〜と思って楽しみました。

原作を忠実になぞったストーリーではありませんが、
宛名のない手紙を最後に届ける郵便配達というスローリーの
底に流れる設定は、最後まで変わりません。

私は、郵便配達が宛名のない手紙を届けるために、
何軒も何軒も人に尋ねながら旅をする場面で、
それを遠くから妖精たちが望遠鏡で見ながら
応援している場面が好きで心に残っています。

すごくチェコ的な世界を求める方には、
少し物足りないかもしれませんが、明日までの公演です。
興味のある方は、ぜひチェックしてみてください。

関係者の方が『原作のもやりたいんですけどね〜』という
言葉が心に響きました。
ミュージカルに仕上げるには、多くの登場人物と見せ場を
作る必要があったようです。

私も原作に忠実な舞台をやる所があったら、それはそれで
観てみたいです。
書棚から原作を引っ張りだしてきて、改めて思いました。

原作に興味を持った方はぜひ本も読んでみてはいかがでしょうか。
岩波少年文庫の『長い長いお医者さんの話』の中に入っています。

劇団ひまわり
http://www.himawari.net/stage/post/post/index.html

岩波書店
http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/11/6/1110010.html
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