チェコ語翻訳家、木村有子の部屋へ
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Yuko Kimura v Japonsku.
チェコや絵本の話を
取り上げます。

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折りしも「ベルリン天使の詩」を観ている時に・・・
23日、とっても思い入れがあって好きな映画、
ヴィム・ヴェンダースの「ベルリン天使の詩」を観てきました。
この映画を初めて観たのは、まだベルリンの壁が開く数ヶ月前の
1989年の春か夏ごろ、当時の日比谷シャンテで。

2度目に観たのはベルリン滞在中の1993年頃。
すでに壁が開きドイツは統一していました。
”KANTKINO”という小さな映画館は、いい映画を
上映していたので、時々行っていたのです。

そして、ベルリンの壁が崩壊してから21年目の今回。
「ベルリン天使の詩」は、細部にわたってよくできている、
いい映画でした。

壁がなくなってしまえば、壁があった事自体が
なんと滑稽に見えることか・・・。
壁のある時代にベルリンに住み始めて、壁崩壊を目の当たりにし、
最近では昨年、ポツダム広場の変わりように思わず
立ち尽くしました。
時代の変遷とか、作り手として記録することの大切さなどなど、
ヴェンダースのこの映画から感じ取り、映画館を出たのでした。
お茶をしている時に、友人の電話で北朝鮮のニュースを知り、
まるで冷や水を浴びたような、衝撃。

ドイツ人のカメラマンの友人が昔言っていました。
第2次世界大戦によって同じ民族が分断されたのは、
ドイツ人と朝鮮半島の人々・・・。
彼は、ベルリンに住みながら韓国や北朝鮮に行っては
写真を撮って、写真展を韓国やドイツで開いていました。

その友人から紹介されたある韓国人留学生と、
ベルリンで親しくなり(1989年8月〜)、
ソウルに戻って研究者になったその友人とは、
今でも変わらぬお付き合いが続いています。
50近くなって結婚した彼の結婚式にソウルで出席し、
今年初めには赤ん坊が生まれて、めでたい事続きでした。

そんなこんなで、今回の騒ぎはとても他人事には思えないのです。
ともかく、一日も早く平和で安心できる世界に、と
祈るばかりです。


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